最初で最後のトリプルフリー用パーティ記事

 

始めに

 早速ですがこちらの6匹。コンセプトパーティになっているのですが、どのようなコンセプトかおわかりでしょうか?何人に見ていただけるかわからないのにも関わらず問題形式からはいるブログになりました。

 

 改めましてこんにちは。トリプル村の水没を1500人の皆様と一緒に見届け、せっかくなのでかねてから少し憧れであった構築記事をトリプルバトル用に組んだ唯一のパーティで書くことにしました。

 ポケモン対戦自体はBW2~剣盾の間、シングル専門のエンジョイ勢としてプレイしていました。トリプルの道は(名前を出すのは伏せて)別界隈で知り合ったまんじゅうの飼い主さんから経由でけだまの方のBV切り抜き動画を見る視聴者でした。しかし3DSのネットワークサービス終了が宣言され、最期なので1つくらいはパーティを作ってトリプルフリーを経験してみようとパーティ作成にはいりました。

 

 ポケモンだけに限らず大体の対戦ゲームにおいて、自分は皆が使っている強い構築(所謂環境デッキ)を使っても練度の差で勝てないという考えから皆が使っている構築ではなくそれにメタを張る構築を好んで使っています。そのため、トリプル用のパーティを考える際も同様の考えからパーティ作成に入りました。トリプル経験はないものの得ている知識として(けだまの方のBV切り抜き動画で得た知識のため偏りがあるかもしれない)メガガルの対策はメガガルと言われるメガガルーラは置いておき、トリプル最強のポケモンといえばニンフィアがあがる。ニンフィアの代名詞であるハイパーボイス。ならびにパーティ単位でみた時のほろびの歌もシャットアウトできる特性:ぼうおん持ちのポケモンに目をつけた。

 せっかくパーティを組むにあたりせっかくのトリプルフリーなのでコンセプトパーティにしたいと考えぼうおんポケモンを調べた結果、自分の環境でも隠し特性含めて進化前を含まずとも丁度6匹ぼうおんポケモンを用意できることがわかり本格的にパーティの作成を始めた。

 

パーティ紹介

 まず最初に育成環境をswitchに移してしまったのと、厳選作業に時間をかけている間にモチベ低下をしないよう最低限の厳選しかしていないことを記しておく。

 

 実数値 134-65-117-118-141-100 きあいのタスキ

  かみなり/てだすけ/ワイドガード/まもる

 先発要員。基本的にワイガか手助けを連打するポケモン。雨パ意識で雷を搭載しているが挑発を喰らった時くらいしか打たなかった。正直サイキネの方が欲しかったことの方が多い。ワイガをよく横取りされて相手の範囲技を防いだ数<味方同士の範囲技を防いだ数≦横取りされて味方の範囲技を防がれた数になっていた。裏の範囲アタッカーを手助けで強化するのはシンプルに強力。

 実数値 129-59-84-132-92-195 ひかりのねんど

  かみなり/ひかりのかべ/いやなおと/まもる

 中央先発要員。光の壁を貼り嫌な音を打った後にトリデプスに倒され範囲エースを中央に置くのが基本戦術。爆発警戒などで猫騙しはもらっても挑発はバリヤードにとんでいくため基本的に壁は貼れる。努力値はCに振った気がするが雷は基本打たなかった。

 実数値 159-103-183-59-150-44 とつげきチョッキ

  アイアンヘッド/げきりん/いわなだれ/じしん

 中央要員。ニンフィアくらいにしか打たないアイヘ。先制できないから怯み期待できないのに外す岩雪崩のタイプ一致技2つが使いづらく基本的に地震を打っていた。火力もあまり期待できないがマルマインを丁度2発で倒せるのが偉い。雨パのキングドラに抜群で撃てる逆鱗も偉かった。

 実数値(メガ後) 188-103(143)-93(123)-144(184)-105(125)-77(47) ユキノオナイト

  ふぶき/エナジーボール/こおりのつぶて/まもる

 範囲エース枠1。ぼうおんパーティ唯一のメガ枠だがメガ後は防音じゃなくなる。がしかし流石に数値のためにメガは必要だった。必中吹雪は強力だったがPP5は不安ではあったものの足りなくなることはなかった。ダメージ感覚がわからず礫で落としきれないことが何度かあったのがもったいない。まもるで稼いだ霰ダメージ1ターン分がばかにできないダメージソース。トノ相手や天候返された後の命中安定エナボは染みる。ルンパとトノに熱湯を何度浴びせられても火傷にならないエースの自覚を感じた。

 実数値 199-172-109-60-99-64 いのちのたま

  アフロブレイク/アイアンヘッド/ワイルドボルト/じしん

 範囲エース枠2。対ニンフィアアイアンヘッドや対雨パ用のワイボルはともかく思ったよりはアフロブレイクを打たず地震でなぎ払うことが多かった。範囲技なこともあるがもう1匹の物理要員のトリデプスは火力で貢献できない以上、球も含めて自傷ダメが重なることを嫌った結果味方自陣にも被害が及んだ。バリヤードのワイガで防いだ技第一位がバッフロン地震だったと思う。

 

 実数値 201-88-72-157-78-88 こだわりメガネ

  ばくおんぱ/きあいだま/だいもんじ/ふぶき

 範囲エース枠3。周りが防音なので爆音波を気にせず打てるのが強い。メガノオーが隣にいるときは必中吹雪が打てるので問題ない。メガガルと遭遇しなかったので気合い玉を打つ機会はなかったが鋼に刺さる大文字も活躍し拘りで打ち分けできないのがもどかしかった。

 

 あまり時間が取れなかったのと相手が見つからないことも多かったが最終日の朝ラスト2時間で何度か対戦でき、合計で10戦程度で勝率5割届くか届かないかくらいだった。ほぼ厳選無しでプレイングもお粗末ながらも場を整えて高火力範囲技で制圧するトリプルの基本は強かった。ニンフィアは1回しか当たらなかったがハイボなくともボコボコにされた。他には格闘技の一貫性がきつく特に厚い脂肪ハリテヤマクレセリアの突破手段がなくきつかったもののもう1つの仮想敵だった雨滅び相手には2戦2勝できたので満足だった。

 

最後に

 トリプルバトルはほぼ動画視聴だけの観戦側だったため、トリプルフリー終了の悲しみをトリプルバトルを全力で楽しんでいたトリプル村の住民の皆様と同等にはもちろん感じられるはずもない。ただ、そんな皆様の熱量に感化されここにも1人たった一つのパーティ10回そこらの対戦回数とはいえトリプルフリーに触れ、最初で最後になるであろう構築記事まで書くことになったという事実があること。そしてトリプルバトルという場、ならびにそれを支えてきてくださったプレイヤー皆様に楽しい時間を過ごせたお礼を伝えこのブログを終えたいと思う。